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寿人の振る舞いが醸し出す存在感は名古屋の財産

佐藤寿人の名古屋への移籍が発表されてちょうど一年。それは、遡ることおよそ3週間前にJ2降格が決まったクラブが瓦解しかけているのを見かねたようなタイミングで、サプライズな情報として彼の名古屋への完全移籍が発表されました
中心選手としても、クラブの顔としても、長年に渡ってプレーしてきた広島さんで彼が愛され慕われていたのが、単にプレー面での貢献度だけじゃないことは今シーズンが開幕してすぐに我が家も実感させられました

発言のひとつひとつはもちろん、スタジアムで観客に見せるリアクションもそう。一挙手一投足の全てが、その向こう側にいるファン・サポーターを常に強く意識しているであろうことは、本当に驚かされるばかりです。それは、チーム成績が良いときも悪いときも変わらない姿勢であり、どんなときでもスタンドの我々にしっかりと顔を向けて接してくれています

「人間力」 とでも表現すればいいんですかね

このような姿勢が彼の生まれもってのパーソナリティーなのか、様々な経験を元にして時間をかけながら身につけていったものなのかわかりませんが、名古屋に所属した歴代の選手たちを思い浮かべてみても、これほどの発信力を持った選手は誰ひとりとして思い浮かびません

だからこそ、現役選手としての自分にこだわって他クラブ(名古屋)への移籍を決意したときに、広島サポさんたちがどれほど残念がったのかをあらためて理解できました



選手としてのみならず、一人の人間としても素晴らしい彼の姿を見ていて唯一気になるのは他の選手たちとの温度差

それを特に感じるのは、勝利した試合での観客席への挨拶のとき。サポーターと喜びを分かち合い、選手と観客との一体感を醸成しようと、選手たちを先導して積極的にスタンドに向けてアプローチする彼と、大先輩に促されるままに従っている(ようにしか見えない)他の選手たちの姿

もしあの場に寿人がいなかったとしたら、他の選手たちはどのように振る舞っているのだろうかと考えると、ドライな関係性しか私はイメージできません。まぁ、それが名古屋だと言ってしまったら身も蓋もないが・・・


これまでも、言葉というツールでクラブへの忠誠心を発信する選手は何人も見てきましたが、それを長年名古屋の選手であるかのごとく普段の振る舞いの中でも当たり前のように見せることができる寿人のような選手は、ある意味では異質に感じますし、極端な表現をすれば「浮いている」と感じてしまうほど

人には得手不得手があるのは当たり前のことなので、背中で語り引っ張るタイプを否定するつもりはありませんし、誰もが寿人のようであるべきだとは思いませんが、彼のような選手が応援するクラブいてくれるってのは本当にありがたいことです

まさに、選手たちとファン、サポーターを結びつける存在


そんな彼も、遠くない未来には愛してやまない広島の地に戻っていくでしょうし、それを引き留めることなんてできるはずもありませんので、今のうちに彼の姿に感化される若い選手がひとりでも多く育ってくれることを願うばかりです


多くの方がスタジアムで感じているであろう一体感については、クラブスタッフのサポートを忘れてはいけませんが、やはりあれを創り出してきた大きなファクターのひとつが佐藤寿人その人であること間違いないでしょう

そんな寿人へ感謝の言葉を贈りたいと思います

「名古屋に来てくれてありがとう」
「名古屋のためにプレーしてくれてありがとう」
「いつもサポーターのことを見ていてくれてありがとう」
20171121_寿人

移籍が発表されて一年が経過して、レギュラーシーズンが終了した今だからこそ、寿人への感謝の気持ちをあらためて言葉にしておきたかったので書いてみました

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| 2017 名古屋関連 | 21:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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